COLUMN
扁平足とその影響
足でよく見かけるのトラブルの1つに扁平足があり、中には小学生でも扁平足になっていて、その影響で身体の他の部位や機能に影響が出ている子供も多くいます。
扁平足とは
まず、扁平足とは簡単に言うと足部にある足のアーチが消失した状態をいいます。
足のアーチには、内側縦アーチ、外側縦アーチ、横アーチの3種類があり、足部への衝撃吸収の役割を担っています。
下のイラストのように、扁平足になると、かかとの骨が内側に傾いてしまい、上手く足に体重を乗せることができず、身体が安定しにくく、片足立ちも不安定になります。
スポーツにおいて上手く体重を乗せることができないというのはパフォーマンスが上がらない原因になり得ますし、足部や膝関節などの傷害、外反母趾やX脚、足関節捻挫、シンスプリント、膝の靱帯損傷などにつながってしまいます。
扁平足を改善する3つのエクササイズ
エクササイズ1: 足指じゃんけん
足の指でじゃんけんをするように、グー、チョキ、パーをつくります。
足の指それぞれを自由に動かせるように意識しましょう!
エクササイズ2: タオルギャザー
椅子に座り裸足の下にタオルを敷き、足の指を使ってタオルをたぐり寄せていくエクササイズです。
エクササイズ3: カーフレイズ
かかとを上げてつま先立ちをする、ふくらはぎや足関節のエクササイズです。
かかとの上げ下げをゆっくりと行なっていきます。
かかとを上げていく時に小指側に体重が乗れないようにに真っ直ぐに動かしていきましょう!
階段など段差があるところで実施すると、より効果的です。
最近では、クッション性の高いシューズなど機能性に優れたシューズが多くあり、自分自身の足や足趾が使われずに機能低下を起こすことで、扁平足やその他の足部の傷害になってしまうこうが多いです。
そのため、エクササイズ1、2のように足指を動かすは非常に大切で、パフォーマンスを上げるという意味でも重要なトレーニングになります。
このコラムの執筆者
初めまして、パーソナルトレーナーの橋本隼歩(ハシモト ハヤト)です。 2001年3月生まれ、茨城県鹿嶋市出身。僕の地元鹿嶋市は鹿島アントラーズというプロサッカーチームの本拠地であることから「サッカーのまち」としてサッカーが盛んな地域です。そんなことから、必然と僕自身も小学校時からサッカーを始め高校サッカー引退までの10年近くプレーしていました。